会社設立当初は経営を軌道に乗せるため、経営者自ら営業活動に励まなければならない一方で、不慣れな会計・税務申告業務も行わなければなりません。売上が安定するまではできる限り経費は押さえる必要があり、精神面では将来への希望と不安が交じり合い、落ち着かない時期でもあります。

このようなことを鑑み、新設法人にとって好ましい税理士が満たすべき５つの要素をお教えします。

 

創業期はどうしても収入が安定しないものです。そのため、会計・申告に必要な予算もできる限り節約したいところです。ですので、創業期のそういった状況に理解を示してくれて、新設法人向けの低コストの料金体系を用意している税理士が望ましいです。

 

 

 

はじめは誰でも会計には慣れていないものです。会計初心者の気持ちをわかってくれて、めんどうくさがらずに、懇切丁寧に会計ソフトのインストールから記帳の方法、ひいては決算書の読み方に至るまで指導してくれる税理士を選ぶべきです。そして、できるならば将来ビジョンに共感し、数字面から中長期の利益計画を一緒に立て、目標設定・達成を手助けしてくれる税理士に出会えると心強いです。

 

 

会計や税金のことだけでなく、ビジネスへの知見があり、事業を軌道にのせる為に有益なアドバイスをくれる税理士が良いです。実は、世間で思われているほど、経営コンサルティング能力が高い税理士は多くはいませんので、運よく見つかれば良いですが、この要素について満たすことはなかなか難しいかもしれません。

 

 

 

創業時は色々と心配事、相談事があるものです。そんな時に話しやすく、何でも気軽に話せる税理士だと経営者にとっては心強いです。社員には洩らせない不安もリラックスして相談できる。そういう人間的に信頼のできる税理士を探しましょう。

 

 

 

経営は順風満帆な時もあれば、そうでない時もあります。成長を目指す経営者にとって、どんなときにも、モチベーションの維持はとても大切です。そのため、一緒にいると前向きな気分になれる、そんなポジティブな雰囲気を持っている税理士を探しましょう。

さあ今すぐ、あなたに合った税理を探してみてください。