税理士は経営者のもっとも身近な相談相手といえます。

今の税理士が信頼しきれない、頼りない、人間的に魅力がないなど、どうもしっくりこないならば、会社の将来のためにも税理士を交代することを考えることも必要かもしれません。あまり頻繁に税理士を交代するのも考え物ですが、納得いかない税理士と過去からの惰性でお付き合いするよりも、相性が合い、しっくりくる税理士を探してみることも必要なことです。

 

 

 

その他

・説明が難しい（ごまかし！？）
・IT技術に弱い
・発想が古い、将来に向けたビジョンがない
・顧客の業務を理解しようとしない
・経営について知らない
・報酬が高い
・後継者との相性を考え、若い税理士の方が良いと思った
・税理士が相談に乗ってくれない
・税理士のキャラクターに魅力がない
・税理士の立場が税務署寄り、税理士に依頼している意味がない
・アドバイスが的外れ
・事態を踏まえたきめ細かな指導をしてくれなかった
・事業規模の拡大に対応していけなかった

 

 

その他

・税理士を替えたいと思っていて、知人に別の税理士を紹介されたとき
・態度が高圧的で嫌気がさしたとき
・法人化したとき
・税務調査の立会いの態度が不適切だったとき
・顧問料を値下げを交渉したとき
・税理士が市議会議員になったとき
・前税理士が引退したとき
・決算料が毎年値上げされ、当初の倍になったとき
・信頼していた担当者が別の事務所へ移籍したとき
・税理士が約束の日時に現れなかった

 

 

 

 

 

 

税理士は、本来経営者が選ぶものです。自由に選びお決め頂いて問題ございません。税理士を変更して、新しい税理士のサービスを受け目から鱗が落ちた、という経営者も少なくありません。

「案ずるより産むが安し」

事前に心配していたけれども、実際に交代してみると交代自体はたいしたことではなかった、という方が多いです。今の税理士にしっくりきていないのならば、あまり悩みこまずに違う税理士の話だけでも聞いてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

決算の度に会計事務所から送られてくる決算書・税務申告書・総勘定元帳があればOKです（できれば3期分）。これらはすべて会社に保管されているものなので、心配いりません。新しい税理士はそれらを閲覧すれば会社の内容は把握できますので、大きな負担になることもありません。

なお、もし年末調整を会計事務所に依頼している場合は、源泉徴収簿も返却してもらう必要があります。もちろん、何が必要かは新しい税理士がアドバイスしてくれますので安心して大丈夫です。

 

 

 

 

決算直後が作業の区切りとしては望ましいと言えますが、信頼できない税理士とお付き合いするのは精神衛生上も良くないですので、思い立ったら吉日で良い税理士とめぐりあえた時が交代のタイミングと考えて基本的には大丈夫です。その上で、新しい税理士と相談して決めるのが良いと思います。場合によっては、期の途中で変更したことにより、大きく節税できたケースもあります。

 

 

 

経営コンサルティング等、会社が必要としていることを新しい税理士が実現してくれる旨をお伝えしても良いですし、無難な良く使われる理由としては、親戚が税理士として独立開業したので、どうしてもとお願いされた、と伝えれば良いと思います。

どちらにせよ、ケンカしても良いことはありませんので、言いたいことも沢山あるでしょうが、逆恨みされても得はありません。グッとこらえて円滑に別れましょう。そうすれば、万一新しい税理士が期待外れだった場合にも、また元の税理士にお願いすることもできます。

 

 

 

 

 

都市伝説的にその様な噂をよく耳にしますが、あくまでも噂であり、事実ではありません。当センターを経由して税理士を変更した会社も多くございますが、税理士交代を原因として、交代直後にすぐ調査がきたケースは１件もございません。さあ、今すぐあなたにあった税理士を探してみてください！